海外では太陽光も蓄電池も日本よりずっと安いのは有名ですね。ハワイでは「太陽光＋蓄電池」の発電が8セント/kWhで売電できるのだそうです（「メガソーラー＋蓄電池」でも、売電単価8セント以下！）。

日本では太陽光だけでも8セントでは無理ですね。いくらハワイの日射条件が良いとはいえ、こんなに差がつくものですかねぇ。良く判りません。

しかし、「太陽光＋蓄電池」で売電価格が8セントって、脅威ですよ。これは電力会社に売る価格なので、需要家への電気代はもう少し高くなるのかもしれませんが、もう再エネが電気代を上げる要素にはならないことは確かです。つまり、海外では再エネを使っても、電気は安く調達できるということになります。

電気代は産業の競争力に影響しますから大変です。ただでさえ日本の電気代は高いのに、これからRE100などで再エネを使う圧力が高まってきますから、このままでは日本の電気代は更に上がってしまいます。日本の再エネのコストダウンに本気で取り組まないと世界に立ち遅れてしまいます。

経産省も問題意識を持ち、太陽光のコストダウンの圧力を強めていますが、更に圧力が強まってくるのでは。

• « 前の記事へ
• 次の記事へ »