1月の話になりますが、経産省は伊東のメガソーラーに対してFIT法違反による改善命令を出していました(伊東のメガソーラー、FIT法違反で改善命令 経産省)。
FIT法違反に対する取り締まりは、先月沖縄の太陽光を農振法違反で初めて認定を取り消し(太陽光発電で初のFIT認定“取り消し”、理由は「農振法に違反」)、やっと動き出したと思っていましたが、その前にもこうした動きがあったのですね。不勉強にして知りませんでした。
沖縄の時は「なんだ、農振法違反による認定取り消しか」とちょっとがっかりしたのですが、今回はどうでしょう。記事を見るとこの改善命令も市の条例に違反しているのが改正FIT法に違反しているという二段論法で、まだ本丸を外しているような印象を受けてしまいます。私としては、よくTwitterで流されている「危険太陽光」の認定取り消しを早くやって欲しいと思っているのですが、まだ始まりません。
そういう太陽光の取り締まりは難しいのでしょうかね。単に「危険そうに見える」では取り締まれませんからね。危険であることを証明するには立ち入り検査をし、確認しないといけません。経産省は立ち入り検査を実施する権限を持っていますが、手間とコストがかかりますから大変でね。
だからと言って、危険そうな太陽光を放置していると、問題解決にならないだけでなく、いつ本当に災害を起こすかわかりません。ここは頑張って早く危険太陽光の取り締まりに着手して欲しいと思っています。
今年度中に始まるかなぁ。
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