UCLAが雪で発電するデバイスを開発したそうです(雪が降ると発電するデバイスをUCLAが開発。ソーラーパネルにも統合可能)。太陽光パネルと統合可能なので、雪が降っても連続的に発電できると解説しています。凄いですねぇ。
が、 UCLAの報告ですから嘘は無いでしょうけれど、まだどの程度使えるモノか判りませんね。静電気で発電するそうなので、それほどパワーは出ないのではという気もします。太陽電池と統合と言っても、太陽電池の上に載せるのですかねぇ。とにかく具体的なことは何も書いていないので、これ以上判りません。技術としてはまだまだなのでしょう。
とは言え、このような技術があることを私は知りませんでしたので、ニュースとして流してくれたことは有難いと思っています。勉強になりました。ただ、これを聞いた記者は、「これは凄い!」と思って記事を書いたのかもしれませんが、内容はちょっと先走ってしまったのでは・・・。
その通りですね。私も雪で発電するデバイスなんてモノになるとは思えません。
私は雪国で太陽光発電で売電事業をやってます。
まず、結論から言うと雪溶かす必要ないです。雪国は、通常積雪シーズンはろくに太陽が拝めず、また、入射角も30度から40度です。よって雪なくても発電収入は、ある時の倍は見込めますが、夏場の15から20パーセントにしか届きません。そんなくだらない事より、積雪しないよう急角度のアレイを最後尾に作り、残りは、むしろ、夏用に15度くらいにする。
また、概ね雪の降るところは、米がおいしい。これは、その時期デンプンを作る元つまり、太陽光が豊富なことを意味してます。つまり、梅雨の影響が少ないのです。全部をすべて同じ角度にせず、複合角にする。
これなら、雪の降らない地域並みに発電します。
加えて発電に向いたとこは、しょっちゅう止まるので、必ずしもいいとは限りません。一元的な見方は良くないです。
元を取るのは難しいと思うんですよ。
でも雪国の発電事業でこれが使えたら「雪を溶かす熱源」としてかなりアツいと思うんですよねー
発電量はともかく実現してほしい。