太陽光FITが終了するというニュースが最近話題になっていますが、世耕経産相が14日に「制度の在り方を検討する」と述べ(経産相、再エネ制度の見直し強調)、FITの見直しは確定と見てよい様相になっています。
この話は6月10日にあった経産省の再生可能エネルギー大量導入・次世代電力ネットワーク小委員会での議論されたものだと思います。その時に新しい制度についても議論されていたようで、それがFIPと言われるものだったのですね。FIPという言葉は少し前に聞きましたが、今回やっと内容が判りました。最近のニュースでもFIPの説明がありますが(FIT抜本的見直し、市場ベースの「FIP」軸に議論へ)、FIPでもいろいろやり方があり、詳細はこれから詰めるようです。
まぁ、FIPは一言で言うと、「電力は市場で売買しなければならないけれど、少し補填がもらえる」というようなものですね。結果的には補填額は大幅に減り、国民負担の増大もほとんど無くなるでしょう。これで国民の不満も少しは和らぐでしょう。
しかし、国民負担が減るという訳ではないですからね。そのためには既存の太陽光を減らさなければなりません。しかしこれは20年の買取り契約をしているものなので、法的にちょっと難しいです。まぁ、せめて悪質ソーラーや脱法ソーラーを取り締まって無くして欲しいところですが、できないのかなぁ。
コメントを残す