昨日は低圧分割された太陽光発電所で、分割された各区画の出力比較の例を示しました。ただ、今では低圧分割は禁止されていますので、これからの人はこのような比較はできません。そのかわり最近ではパワコンごとの管理が容易になっていますので、同様の比較を行うことができます。モニタリングの際には、ぜひ相互比較されることをお勧めします。
で、私は自宅屋根にも太陽光を設置しています。さすがに自宅屋根は低圧分割という訳には行きません。このため、できるだけ近くで太陽光発電している人のデータが貰って比較できないか探しましたが、うまく行きませんでした。しかし、少し距離は離れますが、同じ市内で所沢市が運営している太陽光発電所がデータを公開していますので、そこと比較しています。
このデータもほぼ5年分蓄積しています。まず毎日の発電量の比の経過を下図に示します。パネルは自宅がソーラーフロンティア、所沢市がシャープです。
昨日の低圧分割と異なって、相当にバラツキが大きいですね。数kW離れているだけですが、発電量比はこれぐらいバラつきます。これでは良く判りませんので、1か月間での発電量の平均の比を見てみました。下図です。
まぁ、発電量比はだいたい1を維持していると言って良いのではないでしょうか。これならパネルに大きな変化はなく、劣化もしていないと言って良いでしょう。たった5年ですからね。当然の結果です。
やはり、これも続けて10年、20年とデータは取っていくつもりです。
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