国際エネルギー機関(IEA)は、太陽光発電の設置容量が2024年までに2.4倍も増える(2018年比)と予測しています(再エネ発電、24年までに5割増 IEA「太陽光けん引」)。その結果、再エネ全体では5割増になるらしいです。
まぁ、太陽光は簡単ですからね。おまけにCO2も音も臭いも出ない上に安いときていますから(日本では高いですが)、本当はもっと使われても良いと思うのですが、やはり出力が安定しないところが欠点ですね。これを蓄電池などでカバーしようとすると高いものになってしまいます。
しかし、太陽光発電自体は随分安くなっているのですから、思いっきり過積載すれば、出力変動もある程度吸収できると思いますよ。まぁ、夜はどうにもならないし、本質的には蓄電池や揚水などで変動をカバーしなければならないのでしょうけれど、そこまで行く前に結構再エネ導入拡大の余地はありそうな気がします。
このような使い方は系統運用の負担が大きくなるでしょうね。太陽光側も、抑制など系統運用をしやすくするための要請を受け入れる必要があります。系統の運用の高度化はこれからの再エネ拡大に不可避だと思いますから、太陽光の側もこれからは電力会社と協力していくことも必要なんだろうなぁ。
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