やっぱり過積載は認められている

山崎課長

改正FIT法施行で業務計画の策定や保守点検が義務化されましたが、この新制度について経産省新エネ課長へのインタビュー記事がありました(「改正FIT法で太陽光の保守・点検が義務に」、経産省山崎課長)。

 

発電所ぐらいの設備になると保守・点検を行うのは当然のことですが、太陽光発電は保守・点検作業が簡単なので軽視されがちですね。しかし、ここは経産省の指導を守って、しっかりと保守・点検していきましょう。

 

で、 このインタビューを見て、やっぱり過積載は認められているというか、技術的には望ましいものだという思いを改めて強くしました。山崎課長が次のように言っています。

「PCS出力を超えるパネル容量を設置する「過積載」自体は、まったく問題ありません。むしろ、適切な過積載は、土地や設備の利用効率を高め、再エネの発電量を増やすという点で好ましいものです。」

 

ただ、問題もあります。昔の設備認定で高い買い取り価格を維持したまま、安いパネルを追加設置する場合です。これはズルいですからねぇ。追加設置に対しては、その時のFIT価格を適用するなどの対策を考えているらしいですが、既存分と追加分を別価格にするのは難しそうな気がします。うまく行くかなぁ。

 

こういう問題はありますが、日本のFITは欧州での先例があったからか、概してうまく行ったように思います。最初だけバブルにして弾みをつけ、その後、すぐにバブル消しに取り掛かりました。今でもまだ昔の認定残がありますが、バブルは落ち着いたように見えます。

 

もちろん、バブルだけを享受し立ち去った業者も多くいたでしょうが、これを機会に太陽光に取り組む人が随分増えたように思います。FITのお蔭で過積載のような技術に民間が自主的に取り組むなど、技術の普及が感じられます。そういう人達が今後、どのように太陽光を盛り上げていってくれるか、これからが大事なのでしょう。

 

それは分かっているのですが、どうやって盛り上げていくと良いのでしょうね。私も少しでも貢献したいとは思いながら、何をしてよいか判らず、ただブログを書いているだけなのは少し不本意です。

 

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