11月16日 晴れ
発電量:17.0kWh (4.05kWh/kWp)
天気は良かったが、だんだんと日射が弱くなってきているような気がする。
さて、今日はある会社の分譲太陽光発電所セミナーに行ってきた。
良いところ、悪いところあるが悪いところの方が大きかったので、ここの発電所は購入できないと思った。
まず良い点。
太陽電池90kWp、パワコン49.5kWで設計している点。この方が低圧接続でより多くの発電量を得られるだろう。
また必要経費も一応全て提示してあった。
悪い点
一つ目は発電量の予想をパネル容量(Wp)x平均日射量x365日で求め、損失を全く考慮していない。実際よりも十数%多く収入を予想することになる。
二つ目は利回り計算で投資回収を含めていない点(売電収入全体を投資で割って求めている)。こんな計算で「利回り」といってよいのだろうか(尤も、ほとんどの分譲太陽光発電所の利回り計算は投資回収を計算に入れていない)。
この物件の場合、土地は20年の定期借地権だけで、また設備は20年後に撤去の方針だから、20年後に価値はゼロになる。結局、投資に対して20年間で1.45倍の収入しか得られない。私から見れば利回りは2%であるが、これを10%と言っている。感心できないなぁ。
このように分譲会社が言う利回りは怪しいところが多いので、私は20年間に必要な投入コストの総額と20年間で得られる売電収入の比率で評価することにしている。こうすると大体の分譲発電所は1.7から1.9ぐらいになるが、今日の物件は1.45倍にしかならなかった。
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