ブログをサボっているうちに年も押し詰まってきました。残りの時間で今年の太陽光関連出来事のレビューをしてみようかなと思います。まぁ、一回に一話題ぐらいのゆっくりペースで。
まず、今年一番の出来事はやはりFITの抜本的見直しでしょう。これだけでもいくつか項目があるので何本分かの出来事になりますが、まとめてやりましょう。
まだ確定していませんが、高圧では入札などで売り先を確保し、FIPという方式で補填を貰う形になりそうです。低圧は余剰だけになるということです。また、これまでよく話題になっていたパネル廃棄費用の積み立ても強制になりそうです。FITが事実上無くなる感じですね。FITとは関係ないのかもしれませんが、発電側基本料金の導入も考えられているようです。これは系統の安定運用の確保のために導入したいようですが、どうなることやら。
見直しでFIT制度が厳しくなるわけですが、私はおおむね良い方向に向かっているのではないかと思います。当初の制度設計が性善説に基づいていたため、悪用する事業者に狙い撃ちにされましたからね。これからは少なくとも、金儲け目当てで安易に事業を始めるような事業者はいなくなっていくでしょう。この見直しを歓迎したいと思います。
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