環境省が太陽光発電の価格低減を狙った補助金制度を導入するそうです(太陽光発電、導入費用下げ促す 21年度に新補助金)。
補助金なんか使ったら価格が高止まりしてしまうのではないか、と訝しく思って記事を読んでみると、確かに価格低下効果のありそうな制度だと理解しました。
そのからくりは・・・、
環境省が太陽光発電の基準費用を定めておき、その基準より安価な太陽光発電にのみ補助金を与える、・・・というやり方です。基準費用を現状の費用より低めに設定しておけば、それを狙ってコストを下げようとするインセンティブが働きそうです。
なかなか考えたなと思いましたが、この方法だと、基準費用より大きく価格を下げようとするインセンティブにはなり難いですね。年ごとに基準費用を下げていき誘導するかな・・・。しかし、中国のパネルばかり入ってくるのでは・・・。
まぁ、課題もあるでしょうけれど、とにかく一歩前進ですかね。日本の太陽光発電のコストはパネルだけでなく、工事費用も高いという話もありますから、その辺りにも効果があるのではないでしょうか。
コメントを残す