日本国内ではどうかよく判りませんが、国際的には太陽電池の価格が最近急落しています。下図は私が定点観測している太陽電池の価格動向です。本当に急落という感じですね。
太陽電池の価格が下がるのは良いことですが、何故こんなに急落したのか判りませんでした。そう思っていると“中国で太陽電池「シリコン原料」価格暴落の背景”という記事がありました。
中国で太陽電池用のシリコンが過剰生産になっていることが暴落の原因のようです。生産量が昨年の倍近くになっているようですね。なぜ、そんなに過剰生産になるのかまでの背景は書いてありませんが、昨年なぜかシリコンの価格が上昇し、安易な中国人が儲けに走って生産過剰になったのではないかと思われます。今やシリコンの生産は原価割れしているのではないかと見られています。
まぁ、中国はえぐい国ですから、こういうことがあって経営不振になる会社が出てきても見殺しにされるのでしょう。そうすると価格は再び上昇して安定するのかも・・・。中には政府とうまくつながって生き延びる会社も出てくるでしょう。太陽電池の生産も同じようなやばい競争になるかもしれません。日本の会社が撤退したのは正解かもしれないですね。
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