最近ずっと各地の太陽光発電データを集めていますが、その中で「これはパネル設置角度の影響かな」と思われるデータに遭遇しました。下図がそのグラフです。私の発電所とその発電所の昨年1年間のkWあたりの発電量推移を示しました。
私の発電所は26.6度(5寸傾斜屋根)設置で南向き換算の発電量を示しています。もう一つの発電所は10kWという以外にはあまり正確にはわかりませんが、この発電所も私の発電所と同様に実質的な発電能力を示しているようです。
発電傾向を見ると、神奈川と埼玉であまり場所は変わらないのに、夏場は私の発電所より発電量が多く冬場は少ない傾向がはっきりわかります。おそらく5度か10度の傾きで設置されているのではないかと思います。
昔、太陽電池が高価だった頃はこのような低角度の設置は考えられませんでしたが、今はパネル価格がずいぶん下がったので、多少、陽のあたる角度は犠牲にしても、限られた場所に多くパネルを敷き詰めた方が多く発電できるので、このように低角度での設置が増えてきています。
今回のデータでは、どちらの発電所もパネル容量が補正されているので、このままkWあたりの発電量で比較してよいのかどうか難しいところですが、低角度で設置するのも確かに悪くないと言えるでしょう。
もっといろいろ探してデータを積み重ねていけば、もう少し正確なことが言えるかもしれません。
ところで・・・・、
今回データ収集をやってみて、きれいにデータを整理して報告されている人が多くいるのに感心しました。翻って自分の報告状況を見ると、「発電実績」の分類に全部入れていて、どうも不親切で・・・。
ということで、
データ収集するとともに、自分のデータももう少しわかりやすく再整理していこうとも思っていますので、今後ともよろしくお付き合い下さい。
コメントを残す