【kW単価の罠】太陽光発電比較サイトを使ってみた 2012年12月26日 (カテゴリ: ▲50kW発電所投資実行記) ツイート 私はメガソーラーの企画をやっているので 各機器の仕入先等は知っているのですが、 それぞれ大規模なところなので 50kW程度で応対してくれるようなところはありません。 一応、3社にあたりをつけていざとなれば すぐに実施は出来る体制は整えてあるのですが、 他の相場も知っておきたいところ。 そこで最近煩わしいくらいにアドワーズ広告で 出てくるある業者に登録してみました。 たくさんの業者に対して一斉見積りを してくれるというのですが、どうなることやら。 以前、車の買取で同様のサービスを使ったことがあり 3日で10箇所くらいから電話がかかってきましたが ディーラーで12万と言われた車が15万で売れました。 それぞれの電話が5分だとして50分で3万円。 普通の商売では中々ここまで稼げませんよね(笑) 閑話休題。登録するのは郵便番号と土地の面積と電話番号にメールアドレス。 昨晩登録すると早速、朝の10時に電話がかかってきました。 「登録がネットなのでいたずらも多く、 必ず電話で確認させていただいているんです」 ここで人件費かけてネットで募集する意味あるのだろうか・・・ ナビダイヤルでも使えばいいのに。そしてさらに以外な答えが 「今から高圧だと42円の確保は難しいかもしれません」 それは事知っているって!だから1000㎡で50kWなのに・・・ その旨を伝えると 「当社は10㎡で1kWで計算していますので 100kWだと思っていました」 とりあえずここで頼んではいけないことがわかりました。 太陽光発電所について知識がなさすぎます。 確かに詰めれば10㎡で1kW詰め込むのは不可能ではありません。 詰め込めばkW単価のやすい太陽光発電所が出来る事でしょう。 HPに偽りなしです。 でも事業用太陽光発電所に必要なのはkW単価の安さではなく あくまでも投資費用に対する収益。IRRです。 おなじ50kWのシステムでも詰めれば影ができやすくなりますし 光の収率も多少落ちます。 また、詰めすぎるとメンテナンスが出来なくなります。 いくらパネルが20年保証でもメンテナンス費用までは 出してくれません。安くメンテナンスできる設計にするには パネルの交換が容易にできる設計でなければなりません。 車ならレース場で遅くても最高速度の速い車の方が 魅力的に感じる事があるかもしれません。 でも太陽光発電所はあくまでも投資対象。 スペックに対する費用ではなく レース(投資)に勝ちやすいものを買う必要があります。 太陽光発電関連のネットビジネスって 出尽くしているかと思っていましたが 見た目だけのようですね。 まだまだ改善、新規参入の余地はありそうです。 « 前の記事へ 次の記事へ » ツイート 関連記事 50kW低圧太陽光発電所の保険 昨日は分譲の販売依頼を頂いたので東京へ。 ついでにとご紹介を頂いた保険屋さんのお話が面白かったので 延々と話し込んでしまいました。 太 記事を読む 50kW低圧ソーラーシェアリングに必要なこと 農業を守るとはなにか 昨日は友人がお祭でご当地ヒーローショーをやるというので 子供を連れて見に新潟市へ。 いい意味で相変わらず馬鹿 記事を読む 50kW低圧太陽光発電所の工事負担金3万円? ソーラーシェアリングの工事負担金の請求書が来ました。 施工会社さんからメールで3万円程度だとの連絡を頂いていたので 30万円の間違いだと 記事を読む 無料で太陽光発電所の施工業者の信頼性を確認する方法 お金だけを追い求める人生は虚しいでしょう。でも世界中の様々な人々の価値観を共存させるにはお金という基準ははどうしても必要です。 以前の投稿 記事を読む 50kW太陽光発電所分譲情報@九州 50kW太陽光発電所の分譲の情報が 新たに入って来ました。 場所は九州某所、42円確保済みだそうです。 こちらもまだ仮決定の段階なので詳細 記事を読む スタートラインに立てない?銀行融資 土地探し、メーカー探しとハードルを2つ超えたと思っていましたが 一番大きな資金調達のハードルは高いですね。 誰もが目指せる発電所建設までの 記事を読む 50kW低圧ソーラーシェアリング@新潟がようやく始まりました 私の太陽光発電所のソーラーシェアリングが ようやく開始となりました。 3月17日に売電は始まっていたのですが、 忙しくてミョウガの苗植え 記事を読む やれることは自力で。設備認定申請書面を書こう 今日、北海道の不動産屋さんから契約書面が届きました。 分譲地の区画が一つずれていたのは気になりましたが、 日当たりが悪くなるわけではないので 記事を読む 事業計画作成中!50kWt太陽光発電所の税金と青色申告 ▼初めての決算書面 銀行に借入をお願いするにあたり、私は今年の2月に設立した副業用の法人が所有者となるため、決算報告書と事業計画書の提出を 記事を読む 50kW太陽光発電所が系統連系できない事例 太陽光発電所を設置しようとした際には 電力会社に系統連系の申請を しなければなりません。 通常、50kW以上の発電所あれば その検討のため 記事を読む コメントを残す コメントをキャンセル 名前(必須) メールアドレス(必須/公開はされません) ウェブサイト コメント(必須) 次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>
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