「太陽光パネル税」、美作市議会で可決

美作市、賛成多数で可決してしまいました。

事業用太陽光パネル税です。

これはパネル設置面積1mにつき50円を毎年課税するというもの。

平坦な土地にある低圧太陽光発電は除外、また住宅用の太陽光発電も除外です。

わかりやすくいうと土砂災害危険区域と、高圧発電所に課税しますよというもの。

年間１億円の税収を目論んでいるそうですが、このうち9000万円以上がパシフィコエナジー社のメガソーラーになるはずです。

一度計算してみました（苦笑

美作市のパネル税と税金使い道予定(185-1)

今後のプロセスとしては総務大臣の同意を取り付ける事になります。

通例ではあまり大臣が同意しないということは無いようです。

明らかに二重課税である事や、社会通念上問題なければ通るはずです。

総務大臣は国策との兼ね合いもあるので経済産業省に確認するとのこと。

ここが最後の砦でしょうか。

パネル税が正式に認められるとどうなるか

美作市は新たな税収を得ることができます。

これはいいことですよね。

一方で美作市に課税対象の発電所を持っている人は良い迷惑です。

引っ越すわけにも行きませんからこれは大変なことです。

裁判を起こす方もいるかもしれません。

そして、さらに問題なのは、この美作市の動きが他の自治体にも飛び火する可能性があるということです。

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