夏にも同様の記事を書いたが
冬のデータも出てきたので
東西どっちに傾けたほうが得か
大体結果が見えてきた。
土地形状が真南を向いていなくて
ほぼ45度傾いた土地、
数10mしか離れていない場所で
自分と友人が同じパネルメーカーのパネルを
同じ枚数設置。
(土地が狭めで、土地を有効利用したいので
真南に向けて置かない)
<友人>
・西に45度傾けて設置(施工会社のお勧め)
・施工会社の設計
・角度10度
・パネル間の離隔1m
・5段架台
<監視マニア>
・東に45度傾けて(朝の方が温度が低いので良く発電するはず)
・自分で設計(施工会社ダメ過ぎなので仕方なく自分で)
・角度5度
・パネル間の離隔60cm
・5段架台
《夏の結果》
曇りや雨以外、東向きの圧勝(1割以上発電量が多い)
《冬の結果》
曇りや雨以外、西向き3分の1くらいは勝ちの日あり
(3%くらい発電量が多い日が1日あり)
しかしトータルでは東に傾けたほうが0.3%くらい多い
なお、一日中曇りや雨の場合、錯乱光での発電が主となるので
パネルの向きは関係なく既設を問わず同じくらいの発電量になる。
西が発電量が勝つ日があるのは冬場は太陽の角度が低くなり
東に45度傾けたパネルの角度5度に対して
西に45度傾けたパネルの角度10度というのが原因と思われる
もし同じ5度だと1年中負け続けるという
非常に残念な結果になっただろう。
(友人のも自分で設計すれば良かった、
友人には非常に申し訳ない気持ち)
上記で得た教訓
・施工会社を信用しない
あ、違った。
(施工会社を信用しないというのは配置に限らず全てについて)
・真南にパネルを置けない土地で東西どちらに傾けるか迷ったら
東に向けたほうが良さそう
(注)この教訓は岐阜県揖斐郡大野町にある私と友人の発電所の
比較結果であり、すべての発電所についての結果を
保証するものではありません。
太陽光発電ランキングへ
にほんブログ村
↑のランキングには、私が太陽光を始める際に参考にして、
現在は私の知り合いとなっている方が何名か情報発信をしておりますので
合わせて読んで頂けると良いかと思います。
わかり辛い文章だったようで勘違いさせてしまい申し訳けありません。
土地の制約が無ければもちろん真南に向けるのが一番良いと思います。
(数度ほど東向きの方が良いかもしれませんが)
本ブログ記事は図のような土地形状の場合東に向けたほうが良かった
という結果になります。
興味深い結果レポートありがとうございます。
大変参考になります。
今まで方位角0が最強と妄信していましたが
温度対策なしの場合は東に寄せた方が
発電出そうですね。
勉強になりました。