ポリイミドフィルムを使った太陽電池に三井化学が開発した「エクリオス」を用いて貼り付けられる太陽電池が作られたそうです(「貼れる」太陽電池、三井化学のポリイミド材料を基板に採用)。
フィルムを使った「曲げられる」太陽電池は昔らいろいろ試作されています。今回は耐熱性のあるポリイミドフィルムを用いていますが、そのポリイミドフィルムがエクリオスで耐熱性などが改善され、100℃程度のホットメルト法でいろいろなものに貼り付けることができるようになったようです。太陽電池部分は有機ポリマー半導体を用いたものようです。
効率は10%程度。耐久性は「80日間大気中放置で劣化が20%以下」らしいので、これはちょっと悪いですね。一応、使えますが、もう少し改善して欲しいところです。まぁ、使い道は限られるでしょうが、面白い太陽電池です。
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