私がいつも自宅屋根ソーラーの発電状況確認の参照に使っている「とことこソーラー」の見学に行ってきました。市が運営しているので発電所もデータも一般公開されています(サイトはこちら)。
行ってみると外から見られるようなコーナーが開放してあるのですが、普段は無人でパネルは柵で囲まれていて、柵の中には入れませんでした。10人以上の団体で、あらかじめ市に申し込んでおけば市の職員がきて柵の中まで入れるようですが。
近くまで行けるかと思ってサーモビュアーを撮るつもりで行ったのですが、あまり役に立ちませんでした。取りあえずサーモビュアー画像を撮りましたので、載せておきます。
これぐらい像が小さいとパネル単位ぐらいでの温度分布しか判らないですね。ここは建設されて1年しかたっていないので、パネル単位での温度分布が生じるような異常はないだろうと思っていました。ただ、パネル作製の時のセルのバラつきから来るセル単位の加熱ぐらいならあるかと思ったのですが、柵からパネルまでは10mぐらいあり、それぐらい離れているとちょっと判別不能でした。
今回は発電所の評価とともに、実際の測定をすることでサーモビュアーの使い勝手をもう少し知りたかったのですが、今回は「10mぐらい離れると、細かいことはわからない」という当たり前のことぐらいしか判りませんでした。
ただ、この発電所は私がこれまで見ている限り、発電状況は非常に良好で(設備利用率で15.2%)セル単位での異常は無いのではという気がしています。ちなみにパネルはシャープ製、設置角度は写真を見ても判るでしょうが10度です。
ここの発電状況は良いのでしょう。
私としては、多少トラブルのありそうなところでサーモビュアーを使ってみた方が面白いと変な期待しているのですが。
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