自宅屋根太陽光発電と所沢市のメガソーラーの発電実績を比較

私は太陽光発電の状態を知るのに他の発電所との比較するようにしています。最も良いのは同じ条件の近所の発電所と比較することで、近所の太陽光発電を搭載している家からデータを貰えれば良いのですが、私のように毎日のデータを比較するようなヒマな仕事に付き合ってもらうのは申し訳ないので、少し離れた場所(数km)になりますが所沢市のメガソーラー(とことこソーラー)のWEB公開データと比較することにしています。所沢メガソーラーのモニターシステムは日・月・年の発電量が簡単に得られ使いやすくできています。

 

このメガソーラーは2014年の3月から稼働していて、その時には我が家の屋根太陽光発電も稼働していたので、ずっと比較しています。メガソーラーの方は日本のメーカーのパネルを使っています。下の図が日々のパネル1kWあたりの発電量の比(メガソーラー/我が家)を示したものです。

生データ比較

このグラフを見ると、近所なのに意外に大きく比が変動していますが、調べてみると比が大きいのは発電量の少ない日であることが判りました。発電量が少ない時にちょっとした差があると、比にした時に大きくなってしまったようです。

このデータでは少し見づらいため、月のデータで比をとって見ました。下のグラフです。

月データ比較

何となく傾向が見られますね。

 

昨年の1月まで少しずつメガソーラーの出力が低下していたのが2月に復活し、それからまた少しずつ低下しているようです。出力の低下は年に1%以上の速さなので、こがパネルの劣化としたら、少し速すぎるような気がします。また、出力の回復という現象も劣化としては妙な気がします。周辺の状況の変化や電圧抑制、電圧の調整などが絡んでいるかもしれません。

 

どうも我が家の方が安定しているようです。もともとこの比較は我が家の屋根発電の評価をするために始めたものですが、逆にメガソーラーのモニタリングをしているようになってしまいました。尤も、比を見ているだけではメガソーラーと我が家とどちらが変動しているのかは判りませんが・・・。

もう少し様子を見たいと思います。

 

ところで公共施設の太陽光発電もFITの恩恵を受けているのでしょうか? 税金で作ったものがFITで民間から投資を回収するのは妙な気もします。再生可能エネルギーへの投資を促進するのに官民関係ないということなのでしょうが、官はせめて所沢市のようにデータを一般公開するなどサービスを充実して欲しいですね。データ公開も再生可能エネルギー普及促進にとても役に立つと思いますので。

 

公共施設の太陽光発電でデータ公開しているところは多いのですが、使い勝手が悪かったり、途中でデータ公開が止まっていたりするところが多いので、もう少し改善して欲しいなぁという印象を持っています。

 

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