アフリカでのソーラープロジェクトの二面性 3

途上国の無電化地域に太陽光発電などで電化ハウスのようなセンターを作って、地方産業を育成するエナジーキオスク事業の記事についての続きです。

 

この記事の事業よりも前に既にケニアでエナジーキオスクプロジェクトを提唱したコンサルタントがいました。彼はやり手で、UNIDOの資金でプロジェクトを立ち上げた後、その内容を日本の国際協力機関に紹介し、日本も協力するように運動しました。日本の国際協力機関はエナジーキオスクの構想にいたく感動し、日本もこのようなエネルギープロジェクトを実施して、アフリカで広げて行こうということになりました。

 

日本の機関の中ではこのプロジェクトに疑問を抱く声もあったようですが、提案したコンサルタントは日本の機関のかなり上層の人にまで運動していたようで、結局、同様のプロジェクトを実施することになりました。

 

さすがにそのままのプロジェクトでは危ないという意識があったのでしょう、実際にはプロジェクト形成から実施、終了までの間に少しずつ手直しをして、少しでも現実的なプロジェクト内容に改良せざるを得ませんでした。内容についてあまり踏み込むのは控えておきますが、プロジェクトはそれなりに効果を挙げたようです。もともと無理のあるプロジェクトだった上に、余計な手間がかかったのでコストパーフォーマンスが悪かったのは仕方ありません。

 

これで取りあえずエナジーキオスクの話は終わったと思っていましたが、そこに紹介したような記事を目にしました。これまで説明したような背景を知らずにこの記事を読むと「なるほど」と思うのかもしれません。失敗したエナジーキオスクプロジェクトについて知っていると、「また、馬鹿げたことを」と思うかもしれません。記事で紹介されているのは簡単な内容だけなので判りにくいところはありますが、これをどう捉えるか、もう少し掘り下げて考えてみる余地があると思います。次回にそれをまとめます。

 

よりそいプラン 太陽光発電ムラ市場メルマガ登録

太陽光発電ムラ市場セカンダリ無料査定



太陽光発電ムラ市場 パワコンの電気代を10分の1に!

コメントを残す





次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>