時代が変わる象徴のような出来事ですね。ソーラーフロンティアがパネル生産から撤退するそうです（ソーラーフロンティア、太陽光パネル生産から撤退、OEMに切り替え）。我が家の屋根はソーラーフロンティアのパネルが載っているのですけれど、保守はまだ続けるらしいので取りあえず安心。もっとも保守なんてほとんどありませんけれど（苦笑）。

他の日本メーカーもパネル生産は中国などのOEMに切り替え、もう国内でパネルを生産しているところは無いそうです。大量生産で価格勝負の世界になってしまうと、日本の出番は無いということですか。ちょっと残念ですが、大量生産には付加価値なんて見出せませんから仕方ないですね。

この前のPVEXPOの時にソーラーフロンティアは出展していましたが、パネルの展示は無く、発電所の運営サービスのようなことを紹介していました。サービスの説明でパネルの写真などもあったのですが、シリコンのものばかりだったので、「ソーラーフロンティアさんはシリコン系もやっているのですか？」と聞くとOEMでやっているという答えでした。実はこういうことだったのですね。

パネル生産事業の状況は当分変わらないと思いますから、撤退で正解だとは思います。その分、どのように事業転換していくかが難しいでしょう。どの会社も電力のサービス関係を狙っているようですが、うまくソフトランディングできると良いのですが。私がいた会社は強烈なハードランディングで撤退しましたが、あまりそういうことが無いように祈ります。

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