太陽光パネルの廃棄対策がいろいろ言われていますが、ブロックチェーンを使ってパネル処理の管理をしようという話がありました(使用済み太陽光パネルの資源化に貢献、トラッキング可能な情報基盤の構築へ)。
使用済みパネルを適正に処分するシステムを作るという試みには賛同しますけれど、トラッキングまでしなければ不法廃棄を防げないのは情けないですね。これは結局、使用済みパネルに経済的な価値が無いことに起因しているのでしょう。経産省はパネル再利用の道をいろいろ検討しているようですが、経済性のあるリサイクルの道を作るのはなかなか難しそうです。
あとは、不法廃棄する人を確実に見つけ出して罰するしかないというところですか。ブロックチェーンを使えば、パネルの販売時点からトラッキングして、廃棄の段階まで追いかけることは可能そうですからね。
ただ、このトラッキングシステムの開発に参加している会社は、あまり太陽光に馴染みのない会社ばかりです。これは、パネル廃棄をネタにして、ブロックチェーンの技術蓄積を行うことが目的なのかもしれません。
まぁ、このようにして政府の補助金を使い、技術開発のリスクヘッジするのは良くやる手段です。この場合はどうなのでしょう。まぁ、どのような形にせよ、日本の技術開発につながるのは良いことだと思います。
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