北杜サイトではアモルファス太陽電池でもスネイルトレイルらしきものを見てしまったのですが、スネイルトレイルと言えるのかどうかは判りません。下の写真がそれです。
よく話題になる結晶シリコン太陽電池のスネイルトレイルよりはずっと細く短いのですが、パネルの下部に密集して発生しています。パネルの下部にだけあるので、おそらく端から水が浸入してできたのだろうと思いますが良く判りません。参考のためにIRを撮ってみました。下の写真です。
何となくスネイルトレイルらしき模様が見えますが、発電に影響を与える程かどうかは判りません。まぁ、良くは無いでしょうけれど・・・。この太陽電池はセルを縦に切って集積してありますので、スネイルトレイルらしきものの悪影響があっても限定的にはなるのが幸いです。集積型でセルを縦に切った形に設置してあると、影の影響を少なくする時も有効ですね。
この太陽電池はアモルファスですが、同じような構造のCISでもこのような現象が起こるのでしょうかね。ちょっと気になります。
結晶シリコンの太陽電池にも少しスネイルトレイルが見られました。下の写真です。
ごく普通のスネイルトレイルです。よーく見ないと判らない程度でした。これぐらいなら特性には影響ないでしょう。スネイルトレイルが特性にどのような影響を与えるかはまだよく判っていないようですが、とにかく日本の太陽電池にもスネイルトレイルが出ることがあると判ったのは収穫でした。
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