最近は乱開発された太陽光発電の問題も良く聞くようになりました。斜面に危険に設置されたパネルなどその典型ですが、パネルからの反射光による被害もその一つです。Twitterで流れているニュースを見つけましたが、元記事は去年のもののようです(太陽光発電が牙をむく|太陽光発電 進化への正念場)。「牙をむく」とまで言われたくないのですが・・・。
太陽光パネルからでは無かったですが、私も自宅のそばに仮設された建物の反射光に悩まされたことがあり、反射光は結構大変だという認識を持っています。上記の記事の場合はどうでしょうね。千葉県の白井市ということでGoogleマップで調べてみましたが、場所の特定はできませんでした。記事には下のような写真が載せてありました。
被害者の北側にパネルが設置されていますね。かなり近接していて、記事では10mぐらいということです。業者はパネルの南側なら反射光の問題は無いと考えたのでしょうか。ただ、写真を見るとパネル設置範囲がかなり広いので、西や東に傾いた時の反射光が南側の住宅に入ったのでしょう。被害者はクレームを入れたようですが、業者の対応があまり良くなかったようです。写真にあるように遮光用のフェンスを設置したのですが、高さが足りずほとんど遮光になっていません。しかもフェンスが白いのでかえって眩しさが酷くなったらしいです。あちゃー・・・。
光害には真面目に対応した方が良いですねぇ。このような住宅近接地に設置する場合は、まず設計時に反射光の影響を考えておかないといけないですね。後から対応するのは大変ですから。この場合はクレームに対してフェンスを設置して対応していますが、この倍の高さが必要だったような・・・。業者は被害者にかなり悪い印象を与えてしまったようですが、さて、どうなるのでしょう。
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