太陽光パネルトラブルよもやま話2

(カテゴリ: トラブル例)

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日本でもFITが導入され太陽光市場が急拡大しました。日本のパネルメーカーも生産増強しましたが、日本の市場を狙って海外からも多くの会社が参入してきました。

 

「太陽電池ってこんなに簡単に作れてしまうのか!」。

昔、太陽電池の研究開発に従事していたのが情けなくなるぐらい、多くの会社が簡単にパネル事業に参入し、しかも低価格で日本市場に攻めてきました。まぁ、これは競争社会では仕方のない話なのでしょう。しかし、パネルが安くなり、多くの野立て発電所ができてくるとともに、「スネイルトレイル」の話を聞くようになりました。

 

「スネイルトレイル」という問題は昔からあったのでしょうかねぇ。私は2000年頃からしばらく海外業務に主に従事していましたのでその間のことはよく判りませんが、それまでは聞いたことが無い言葉でした。文字通り、カタツムリが這ったような跡がパネルに生じ、マイクロクラックのようなものができているのだろうと言われています。取りあえずは特性に影響は出ていないものの、今後に不安を残します。しかも、設置後1年ぐらいで発生しているというのも驚きです。

スネイルトレイル

しかし、スネイルトレイルの話を聞いているうちに、これはどうも低価格の輸入品に多く発生しているということに気がつきました。スネイルトレイルはマイクロクラックによると言われていますが、それが製造時に発生したのか、輸送時なのか、設置時か、経年変化なのかはっきりしません。ただ、安いパネルに発生しやすいところを見ると、セル自体に問題があるのではないかと言う気がしています。

 

昔、太陽電池の開発をしていた時に海外の安い基板を見たことがありました。単結晶でしたが驚くほど簡単に割れてしまいました。高品質の基板であれば多結晶であってもそんなに簡単には割れません。単結晶の基板であれば撓らせることも可能です。そういう経験があるのでスネイルトレイルはやはりセルの品質、特に基板の品質が低いために起こるのだろうという気がしています。マイクロクラックの発生が輸送時や設置時であったとしても、基板の品質が原因しているのだろうと見ています。

 

やはり安いものはそれなりですね。

 

野立ての場合はスネイルトレイルが発生しても簡単に見つけることができますし、取り換えも簡単です。しかし、住宅屋根はそういう訳にはいきませんので、住宅用の太陽電池は少し高くても良い太陽電池を買った方が良いと思います。

 

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