矢野研究所が太陽光発電のセカンダリー市場の調査結果を発表しました(太陽光発電所、セカンダリー市場の規模は?)。ざっと下図のようになるそうです。
図から見ると今年は450MWぐらいの規模。参考のために調べてみると、今年の新規の太陽光発電所の市場は4~5GWぐらいで、これまでの累積設置容量は40~50GWぐらいだそうです。ちょうど10倍、10倍になっているので覚えやすいですね。要するに累積設置の1%ぐらいがセカンダリーに回っているということになります。まだまだ小さい市場ですが、それでも新規の1割ぐらいの規模になっているというのは馬鹿になりませんね。
しかし、まだFITが始まって数年でセカンダリーに出しているのはどういう人達なのでしょう。初めから売ってしまうつもりで開発した人、あるいは分譲の売れ残り。運営していくつもりだったけれど、資金繰りが悪くなって転売する人。
いろいろな状況が考えられますが、中には危ない発電所もありそうですねぇ。まぁ、太陽光発電の経験のある人が、ちゃんと現場やデータを確認して行けば、そういう発電所は避けられそうですが・・・。何も知らない人が営業の口車に乗せられて買うと危ないかも。もっとも、これは太陽光のセカンダリーに限った話ではないですけれどね。
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