太陽光発電の過積載の話 続き

過積載の問題は関心が高いようですね。

 

技術的に見れば、パワコンの仕様範囲内で太陽光パネルを多く設置するのは出力を安定させるために望ましいことだとさえ思いますが、お金が絡んでくるため批判されるのでしょう。もともとFITは目敏い一部の人間が得をする制度だったのに、それを更に悪用して儲け主義に走る追加過積載は批判されても仕方ありませんね。

 

それはともかく、

 

私以外にも、過積載は技術的には望ましいのでは、と思われる方は多くいるのではないでしょうか。少なくとも120%ぐらいの過積載はパワコンの容量をほとんど超えることが無いので、太陽電池の特性を知っている人なら当然考える設計ですね。最適とまでは言いませんが、適正な設計と言って良いと思います。

 

私が分譲発電所の購入を考えていた時は、まだ過積載の考え方がそれほど知られてなく、パネルとパワコンの容量が同程度になっているものが殆どでした。このため私は、アレイの構成を変えて120%ぐらいの過積載にするとパワコンを1台節約できることを指摘して、それに対する業者の対応を、その業者の技術力や誠意を判断する方法の一つにしていました。

 

今だとそれも難しいですね。むしろ過積載に対する考え方などを聞いて業者の誠意を見た方が良いのかもしれません。いろいろ聞いていくと儲け主義や買い手軽視の業者と言うのは判ってきます。

 

それにしてもこの記事(太陽光、認定後の「過積載」対処へ)を見ると過積載はメガソーラーで多いとか。「へぇー」と思いますが、その話は明日へ。

過積載対処
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