またしても太陽光発電のNFT化のニュースがありました(バッジ、太陽光発電所のNFT販売、CO2削減量を即時把握)。昨年もエナリスが太陽光発電のNFT化で何かやるという話があったのですが、困ったことに私は今一つ良く判りません。今回のものは ”購入すると太陽光発電のCO2削減量をリアルタイムで確認できるNFT「capture x」” という商品だそうです。皆さん、判りますか?
NFT化することでコピーができないところが重要なのでしょうかね。このcapture xを3000枚売り出すそうです。1枚3300円。画像とCO2削減量を知ることにそれだけの価値を認める人がcapture xを買うということになるのでしょう。但し、このcapture xを購入してもCO2削減量を購入したことにはなりません。とりあえず1枚3300円という額が、今後の太陽光NFTの価値を決める一つの指標になりそうです。
エナリスの時よりももう少しイメージが掴めましたが、さて、このcapture xを買う人がどの程度出てくるでしょうか。興味ありますね。
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純粋な投資としてみると、この太陽光発電関連のNFTは個人的にはまだ微妙に感じます。
CryptoPunks(クリプトパンクス)やBored Ape Yacht Club(BAYC)等の国際的に著名で既に高い相場が形成されているNFTと異なり、日本国内のみ(多分)で取引されていて発行元のスタートアップが今度どうなるかも現時点ではまだ良く分からないと考えるからです。
国内発のNFTプロジェクトでかなり成功しているものとしては、例えば山古志村の錦鯉NFT等の例があります。
http://yamakoshi.org/nishikigoi-nft%E5%85%AC%E5%BC%8F%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%88/
恐らくこのような成功例の影響と思いますが、ふるさと納税でもかなりの数のNFTが見られますが、かなりバブリーな感じもします。
ただ、SDGsやGXといった流れからは、この分野のNFTは確実に需要の増加が見込めると考えられるので、上述のようなNFTと同様うまくその流れに乗れてNFTとしてのブランディングやマーケティングに成功すれば、capture XのNFTも値上がりして資産になるかもしれません。