パネル1枚ごとに超小型のパワコンを付属させ、パネルの出力をそのまま家庭内の100V線につなぐことができるシステムが販売されています(自家消費専用「マイクロ住宅太陽光」、パネル1枚から設置可)。
パネル2-3枚のシステム(1枚300ワット)で日中の需要を賄うのが狙いのようです。普通の家庭では日中の電気需要は小さいですから、パネル2-3枚でも間に合うのでしょう。ただFITを使っていませんので電気が余っても売電することはできません。
バカ高いシステムで、FITを使いませんから投資は回収できないですが、使い易いという利点はありますね。FITを使わないので面倒な手続きがありませんし、屋内にパワコンを設置する必要もありません。また1枚ごとに交流になっているので安全性が高まるという点も良いですね。
逆に短所を考えると、高いというのが第一ですが、もう一つ気になるのは、停電時に使えるかどうかと言う点。記事を読む限りは停電時に使えそうにないので、太陽光の大きな利点が失われることになり残念です。
50~80万円ということで、手軽に太陽光に参加したい人には良いのかもしれませんが、多少とも発電している実感を持ちたい人には普通の系統連系が無難ですかね。
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