消費者庁の事故報告は不良太陽光を見つける機会になる

消費者庁が発表した住宅太陽光発電の事故報告により、住宅太陽光発電の安全性に対する関心が高まっています。JPEA(太陽光発電協会)では不安を感じるユーザーのために安全対策コメントを発表しました(消費者安全調査委員会 調査報告書「住宅太陽光発電システムから発生した火災事故等」について)。

火災事故JPEA

このコメントで、JPEAは自宅の太陽光発電の安全性に不安を持つユーザーに次のように点検を行うよう勧めています。

  • 点検は専門の業者で行う方が良い
  • 専門業者の心当たりがないユーザーは、メーカーか設置業者に問い合わすと良い
  • 点検費用は自己負担となる

まぁ、ごく当然のことですね。しかし、私はこれを見てはたと気が付きました。「これは住宅太陽光の良/不良を検査するチャンスになるな。」

 

昨日のブログで私は、住宅太陽光発電の保守点検は難しく、不良があっても「ほとんどのユーザーは立証することができず泣き寝入りになってしまう」と書きました。しかし、JPEAの指摘を見ると、住宅用太陽光発電の保守点検の体制があるようです。そこはJPEAに責任を持ってもらいましょう(笑)。で、保守業者はメーカーか設置業者に問い合わせると分るらしいです。JPEAの指摘は安全性の点検のためですが、それを言い訳にして性能の検査も合わせてやってもらうと良いですね。

 

ただ、安全検査は比較的簡単ですが、性能検査は難しそうです。定量的検査をして結果を文書化してもらわないと意味がありません。コストもかかるでしょうけれど、しっかりと検査内容を指定しないと、適当にお茶を濁されるかもしれません。

 

やはり住宅太陽光発電のユーザーは泣き寝入りになる恐れがあるなぁ。今月の終わりにPV EXPOがあるからそこで頼りになる検査業者がいないか見てこようっと!

 

 

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