本日の発電量(4/21)とアモルファス太陽電池の温度効果

(カテゴリ: 屋根太陽光発電)

天気:曇り
本日の屋根太陽光発電量 :8.07kWh
場所:埼玉県
パネル:ソーラーフロンティア、実質4.3kW
パネル1kWあたりの発電量:1.88kWh

今日、明日は天気悪そう。が、天気はまた回復する。我慢、我慢。

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アモルファス太陽電池は光劣化すると書きましたが、これは熱で回復するということを書き忘れていました。

確か100度ぐらいで1時間ほど加熱すると、かなり元の状態近くまで回復したと思います。

アモルファス太陽電池は光劣化があるので、メーカーは補償の関係上、定格値を劣化後の値に合わせて書いています。従って、おそらく、最初は定格値より多く発電するのでしょうが、2-3年もすると定格値ぐらいになってしまいます。

一方、太陽電池は強い日射の下ではかなり温度が上がります。日射が強いとパネル温度は気温より30度ぐらい高くなります。夏場なら60度ぐらいにまで上がります。

この温度上昇によって、劣化したパネルは少し回復することになります。もう少し温度が上がれば更に回復するのでしょうが。

アモルファス太陽電池が温度に強いと言われるのは、このような理由からです。

ところで、パナソニックのHIT太陽電池は一部にアモルファスを使っています。アモルファスに高い技術を持つサンヨーにより開発され、それがパナソニックに引き継がれました。

この太陽電池は光劣化するわけではないでしょうが、アモルファスが熱に強いという性質を受け継いでいるようです。たしかに普通の結晶系Si太陽電池は温度上昇で1-2割効率が下がるのもが、HITだと1割弱ぐらいに収まっているようです。

HITはアモルファスの持つ「電圧が高く出る」という性質も受け継ぎ、同じ結晶Si系太陽電池より変換効率も高くなっています。

ただ、アモルファスは製造コストを高くしてしまうと見られるので、どの太陽電池が一番経済性が良いかという点は、個別に検討しなければならないと思います。

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