本日の発電量(4/22)と太陽電池の温度特性

(カテゴリ: 屋根太陽光発電)

天気:晴れのち曇り、一時雨
本日の屋根太陽光発電量 :13.75kWh
場所:埼玉県
パネル:ソーラーフロンティア、実質4.3kW
パネル1kWあたりの発電量:3.20kWh

今日は天気予報に反し、意外に日照が多かった。

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アモルファス太陽電池の温度特性について書いたので、他の太陽電池の温度特性についても触れておきたいと思います

太陽電池はほとんどが結晶系Siなので、通常、太陽電池の温度特性というと結晶系Si太陽電池のことを言っていると思います。

結晶系Si太陽電池は温度上昇とともに発電効率は下がります、残念ながら。

太陽電池パネルの定格出力は25℃での値と決められていますが、日射下ではたいていこの温度を超えてしまします。

また、定格値を測る日射は1平米あたり1kWの太陽光と決められていますが、これは日本で得られる最大の日射強度にほぼ等しいと見られます。

従って、普通の動作では定格を測定した環境にはならず、発電効率は定格を下回ることになってもおかしくありません。

太陽電池の出力は、まず電流が日射にほぼ比例して変化します。電圧は温度が20度ほど上がると8%ぐらい下がるようです。下がる度合いは各社によって微妙に違っているので、大体これぐらいと考えておけばよいでしょう。

日射が強いとパネル温度は気温より20-30度ぐらい高くなります。夏場では60度を超えることもあります。逆に冬場では10度ぐらいの時もあります。まぁ、平均的には40度ぐらいで、発電効率は25度の時より1割弱下がってくると考えてよいでしょう。

CIS太陽電池は温度に強いという話もありますが、公式にはどのようになっているか知りませんが、私が使っている限りでは温度特性はSiとあまり変わらないと思います。但し、CISは光照射効果で発電効率が定格より1割ほど高まるので、温度の影響で下がっているのが判らないという面はあると思います。

アモルファスのように劣化回復という現象が重なるとややこしいですが、基本的に太陽電池は温度上昇とともに発電効率が下がると認識しておくことが必要です。

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