水没した太陽光システムには近づかない!

(カテゴリ: トラブル例)

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水没パネル写真

梅雨で一部の地域では豪雨による災害も出ているようです。最近はマスコミなどでも取り上げられていますが、水没した太陽光システムは感電の恐れがあるので近づいてはいけません。水没太陽光システムへの対応については太陽光発電協会(JPEA)が資料を公開していますので(太陽光発電設備の水没による関電防止及び、被災設備の点検・撤去に関する手順・留意点について)、参考になります。

水害パネル対応

とにかく水没した設備には近づかないことですね。不幸にして水害にあってしまった発電所は、できるだけ早く専門家により安全対策することが必要です。これはオーナーの責任です。

 

太陽光発電が感電しないような設備になって欲しいところですが、太陽光パネルは水没してしまっても日が当たれば発電してしまうことが問題です。でも、この対策は難しいですね。一つ考えられるのはマイクロインバータを使う方法です(感電時のリスク低減)。各パネルに小さなパワコンを取り付けてあるので、AC側を遮断すればマイクロインバータからの出力も止まります。

 

問題は価格です。各パネルに取り付けるのでバカになりません。今だと300Wパネル用で2万円弱ぐらいですかね。パワコンが要らなくなり、工事費が少し安くなりますが、全体ではやはりコストアップになるでしょう。1台1万円を切るようになれば、十分に使えるように思いますが、そこまで下がるかなぁ。

 

マイクロインバータを取り付けた太陽光パネルはACモジュールと言われ、欧米では結構使われたりしていますが、日本ではほとんど聞きません。安全面など総合的に見て、もう少し評価されても良いと思います。

 

 

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