恒例の太陽光発電シンポジウムに行ってきました。これは太陽光発電協会(JPEA)が毎年この時期に開いているもので、太陽光発電業界の状況を概観するのに便利なシンポジウムだと思っています。今年は10月20日、21日の2日間開かれましたが、たまたま21日の都合が悪く、20日だけ参加しました。
全体的に見ると、やはりFIT導入の頃の活況はありませんが、それだけに落ち着いた感じとも言えます。大きなトピックと言うほどのものは無かった印象ですが、比較的印象に残ったのはパリ協定とインフラファンド辺りの話でしょうか。新FITの話はありましたが、これまでもいろいろ話題になっていましたので、後は実施を待つだけという感じでした。
ZEH(ゼロエネルギーハウス)の話もたびたび出てきましたが、需要をあおっているような感じで実感が持てません。政府がZEHへの支援策を打ち出し、メーカーはビジネスチャンスと見ているのかもしれませんが、盛り上がりに欠けていました。やはりZEHは利用者のメリットが今一つはっきりしないからでしょうか。
太陽光発電所のO&Mに関する報告もありましたが、これまでの話の繰り返しであまりトピックスも無く、これも盛り上がりに欠けていたと思います。個人的にはここはもっと力を入れて欲しかったところですが・・・。
ということで、特に目新しいことはありませんでしたが、少し変わった話題としてパリ協定とインフラファンドの話について明日以降書いてみたいと思います。
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