英弘シンポジウムでは英弘の測定器類の展示もありました。日射計やIVカーブトレーサーは昔から英弘が提供しているものですが、その他に「太陽電池システム施工検査キット」というものがありました。これは英弘の商品としてはかなり新しいものではないかと思います。主な仕様は次のようになります。
- DC電圧(0-1000V)、DC電流(0-40A)測定
- 絶縁抵抗試験、接地抵抗測定
- 日射(0-1500W/m2)、温度、方位、傾斜測定
- データーロギング(200データーセット)
- 通信(USB)
確かに太陽光発電の完成検査に必要なものは一通り揃っているという気がします。
便利なのは日射計と他の計器が連動していて、日射が××の時の電圧、電流という測定が簡単にできるようになっていることです。まさに太陽光発電用に作られたセットです。電気工事をするような会社であれば、絶縁抵抗測定器や接地抵抗測定器を持っているとは思いますが、これで一通り測定できるのは便利だと思います。専用のソフトウエアもあって、それを使えば簡単に検査報告書が作れるようになっているらしいです。
しかし、値段を聞くと「20万円ほど」。ちょっと高いですね。
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