中国のLONGiソーラーという太陽電池メーカーがパネルサイズで世界最高の変換効率を達成しました(太陽光パネルで変換効率20.41%、中国LONGiが世界記録)。
太陽電池の変換効率は面積が大きいものの方が、セルよりもパネルの方が、また研究のものより量産のものが悪くなります。この記事の変換効率は60セルのパネルでの値なので、小さなセルよりかなり悪くなると思いますが、結構良い値ですね。ただ製品レベルとは書いていませんので、研究レベルでのパネルの変換効率だと思います。量産になれば少し悪くなるでしょうから、まだ20%越えは難しそうですね。
LNGiソーラーではセルの変換効率として23.6%を達成しています(研究レベル)。パネルにすると1割ほど効率が落ちますから、今回の20.41%は大体妥当な値ですね。ただ、セルの研究レベルではパナソニックがHIT技術で25%を超える変換効率を達成していたように思います(ちょっと記憶に自信ありませんが)。LONGiはPERC技術を使っていますが、PERCではHITを超えられないのでしょうか? このあたりが気になりますね。
両者、競争しあって量産レベルで20%越えの太陽電池パネルを早く出して欲しいのですが・・・。もちろん私は日本のHIT技術を応援しています。
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