私は太陽光発電所を2か所持っていますが、どちらも土地は賃借です。特に意識してそうしたわけでは無く、たまたまどちらも賃借地の案件だっただけの話ですが、今では賃借で良かったと思っています。
土地購入が良いか賃借が良いかはその個人の考え方によると思います。経済性はあまり変わらないでしょう。私が賃借で良かったと思うのは、発電事業終了後の土地の処分に困らなくて良いという理由からです。
普通、太陽光発電の土地は不便なところにありますね。そういう土地は、太陽光発電が終わってから、他への利用が難しいと思います。また、20年のFIT期間が終わる頃には私は80歳を超えているので、新しい事業を始めることは無いと思っています。だからと言って、土地を売ろうとしても、簡単には売れそうにありません。利用できない土地を子供たちに残すのは嫌ですね。そんな理由から私は、FIT終了後は土地を原状回復して貸主に返そうと思っています。
太陽光パネルは30年ぐらい持つと言われていますので、本当は20年で事業を終了するのは少しもったいない気もするのですが、年が年ですし、後顧の憂いを残したくはありませんのできっぱりやめたいと思っています。しかし、若い人はFITの後も太陽光事業を継続して欲しいと思っています。FIT期間だけやって止めるのはちょっとズルいとも思いますが、私のことをズルいとは思わないで下さい。
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