最近、太陽光発電の保守技術講習の紹介ニュースなどをよく聞いたり目にしたりします。単に発電所を作ったり売ったりするだけでなく、しっかりと運営していくことに関心が向いているのは良いことだと思います。私も保守に関心を持ち、紹介ニュースなどはよく読むようにしています。下図の「ほあんソーラー」もその一つです。
「ほあんソーラー」は東北電気保安協会が行っているので、電気主任技術者を対象としたものでしょう。私も電気主任技術者を取得したので興味があったのですが、さすがに東北電気保安協会は遠いと思い、関東で探してみるとJPMA(太陽光発電安全保安協会)という組織が保守技術の講習を行っていました。
他にもかなり遠い場所で行っている組織もありましたが、それはちょっと対象外として・・・。
これらの講習ではどのようなことをやっているのか興味あるところです。Webの情報だけではあまり判りませんが、ざっと見たところではやはり太陽光発電の技術講習に焦点を当てているようです。
太陽光発電の講習なので当然なのでしょうが、私のように太陽光発電ばかりやってきた新米の電気主任技術者にとっては新鮮味が無く、今一つ受講する気になれません。もう少し電力設備面から見た講習を取り入れてくれたら良いのにと思ってしまいます。
それでも客観的に言うと、保守の講習と言っても単に保守機器の使い方を説明するだけでは不十分で、太陽光発電の動作原理やトラブルの技術的な内容を説明したうえで、保守機器で判ることとの関連を説明するような内容であってほしいと思っています。その辺りを知りたくて、参加してみようかなぁとは思っていますが、コストのかかることなので、まだ実行していません。
現在行われている講習がどのような内容か良く判りませんが、これまで太陽光発電に携わってなくて、急に太陽光発電所のオーナーになったような人は一度講習を受けた方が良いのでしょう。もっとも保有しているのが低圧の発電所1基ぐらいなら、そこまでできないかも知れません。
まぁ、状況を見つつ、コストも考えながら、気が向いたらこのような講習に参加して感想をこのブログでお知らせいたいなと思っています。
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