最近は太陽光パネルの廃棄処理についてもいろいろ検討されるようになっていますね。私は、太陽光パネルには危険なものはほとんど含まれないため、廃棄処理は技術的には処理はそれほど難しくないと思っていましたが、あの強化ガラスには重金属が添加されていて、リサイクルが難しいらしいですね(太陽光発電パネル強化ガラスのリサイクルを事業化へ 丸紅など4社が業務提携)。
これまで強化ガラスはリサイクルせずに埋立廃棄されていたそうです。これがリサイクルできれば多少とも処理のコストダウンにつながります。重金属を取り除くのは難しいので、そのまま無害化・固定化してガラス発泡材という特殊な材料にして再利用するようです。鳥取再資源化研究所が持っている技術らしく、丸紅が提携して事業化を目指すそうです。
なかなか先進的な取り組みだと思いますが、まだパネル廃棄はそれほど量が無いでしょうから、ちょっと先取り過ぎるような気もします。パネル廃棄は、10年後に10倍、20年後に20倍になるとも言われているようなので、その頃には事業も可能でしょう。まずは技術を抑え、細々と処理を続けながら、事業化を狙うのですかね。
とにかくパネル廃棄問題も少しずつ前進しているようです。
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