今年、私の印象に残った出来事の主だったものについては取り上げましたが、他に気になったことについて並べておきます。
- 住宅太陽光の卒FIT
先月から住宅太陽光の卒FITが始まりました。今年の前半は卒FITに向けた買電プランや蓄電池の営業が盛んでしたが、最近は静かです。どうなっているのでしょう。良く判らないままに発電を垂れ流している卒FIT太陽光もかなりあるのではないかと思いますが、その後のニュースが無いので状況が判りません。来年あたり何かわかりますかね。
- テスラの太陽光発電事故
EVで有名なテスラは太陽光発電の設置事業も行っているようですが、アマゾンやウォールマートの屋根に設置したパネルが相次いで火災事故を起こし、その原因が設置不良と見られています。EVに関してはまだ元気なテスラですが、太陽光発電/パネルについてはこれですっかり信用を落としました。これだとソーラールーフはダメそうですね。一方、テスラは価格破壊の蓄電池「パワーウォール」を出して話題になっています。太陽光への利用も期待されているのですが、こちらの方はどうなるでしょう。
- 消費者庁の太陽光発電事故調査報告
今年初め、消費者庁が住宅用太陽光発電の火災事故調査報告を発表していました。火災事故の中にはパネルに原因があるものもあったので、消費者庁では「パネルは発火する恐れがあるので、屋根との間は不燃材を入れなければならない」と警告を出しています。メーカーもこれに同調した見解を出していますが、パネルが発火することが前提ということには驚きました。こんなことで良いのでしょうかね。
まぁ、今年の印象に残った出来事はこんなところでしょうか。今年はとにかくFITの抜本的見直しと自然災害関連の問題がよく取り上げられたせいか、他のニュースは目立たなかったように思います。
さて、今年もいよいよ終わりです。後は、今年のパネル価格動向をまとめておこうかと思います。
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