私が分譲発電所を購入した時の支払いは、契約時、工事開始時、引渡し時の3回に分け、3分の1ずつ払いました。
契約時には前回書きましたように、設備認定、東電との接続を書面で確認し、土地借用については地主と別途賃借契約を結びました。保守契約についてはこの時点では特にアクションしていませんでした。
契約の次に工事開始の支払いが来ますが、その時までに設計資料は提出してもらいました。発電所の概略仕様とパネル、パワコンの仕様・保証内容、パネル配置については契約時にもらっていましたが、更に設計資料として架台構造や電気接続図、配線図などを提供してもらい、また架台の強度設計資料ももらいました。
これらの資料を提出してもらったのは、内容を確かめるというより、後に何かあった時のための資料として持っておきたいと思ったからです。従って、内容に取りあえず目を通しましたが、細かいチェックまではしていませんでした。
また資料の提出もそれほど形にとらわれず、電子ファイルをメールで送ってもらっていました。とにかく、口頭での約束は避け、どんな形であっても文書でもらうようにしていました。
これらの資料をもらい、工事が始まり、完成して引渡しとなります。引渡し時には完成検査を行うことは伝えていました。
完成検査は重要だと思います。
分譲太陽光発電所を購入する人の中には太陽光発電についてあまり知らなくて、完成検査なんて何を行ったらいいかわからないという人もいるかもしれません。
それでも完成検査は必ず行った方が良いでしょう。太陽光発電についてあまり知らなくても、出来上がりがガタガタだったり汚れていたりすれば、さすがに問題だと判るでしょう。そのチェックをするだけでも大切です。
また完成検査を立ち合いで行うと言っておくだけで、業者も手抜きがしにくくなります。
従って、形だけでも完成検査をする価値がありますが、更に参考のために私が完成検査の時に気が付いたことを書いておきたいと思いますが、すみません、その内容は次回にさせて下さい。
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