ネクストエナジー社というと太陽光発電でかなり老舗のベンチャーのような印象を持っていますが、古手になるので太陽光についてのノウハウを蓄積しているだろうと想像しています。そのネクストエナジーが米国のITベンチャーと組んで太陽光発電のO&Mサービスを始めるようです(ネクストエナジー。米企業に出資、IoTで太陽光のO&M)。
ネクストエナジーのような会社が太陽光のO&Mに前向きに取り組んでくれることは歓迎ですね。それにしても米国のITベンチャーと組むというのはやたら熱心ですね。ネクストエナジーが組むのはInfiswiftと言う会社で、大規模なIoTを管理するようなシステムを作っているようです。そうすると多数の発電所をまとめて管理するようなサービスを狙っているのでしょうか。良く判りません。
IoTで太陽光発電所のO&Mを行うというのはどういうことなんでしょう? データが採れるのはパワコンぐらいなのでIoTと言うほどのものでは無いような気もしますが・・・。今のシステムで行えるパワコン毎やストリング毎のモニタリングでも十分なような気がします。ただデータは大量に出てきますから、それを全部チェックするのはかなり面倒くさいもので、そこにAIなどを使って判りやすく処理するニーズはあるでしょうね。
一方、 O&Mというと保守(M)だけでなく運転(O)も含まれます。電力事業は、将来的には電子化され取引が高度複雑化される可能性があります。それに対応できるような運転制御も必要になって来るでしょう。そうなると太陽光発電所もIoT化されているようなイメージになりますね。そこまで狙っているのかな???
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