RE100というのは企業が行う事業活動の電力を100%再生可能エネルギーで賄おうという国際運動で、Appleやアマゾンなど世界の著名な会社が参加しています。日本からもリコーなど18社が参加していますが、まだ少し盛り上がりに欠けているような気がします。AppleのようにRE100に参加している会社と優先的に取引すると言う会社も出てきていますので、日本の会社は時代に乗り遅れているのではないかと心配になります。
そんな中で逆RE100を事業戦略に利用しようという会社が日本からも出てきました(再エネ活用をCSRから事業戦略に!リサイクル業界で初めてRE100を宣言したエンビプロHDの狙いとは)。これは、今後は日本の会社も取引会社にRE100を要求する可能性が高いと見て、逆にRE100を宣言していれば、そのような会社に有利に営業できるという狙いですね。
日本ではまだ環境保護やCO2削減と言うとCSRの一環と言う意識が強いですが、これからは世界のように事業戦略として捉えられる可能性は大きいですね。つまりRE100を宣言している方が事業を展開しやすくなるということです。そうなれば、RE100の定着はもちろん、再エネの普及にも弾みがつきます。これはRE100の狙いの一つだと思います。
日本は出遅れの感はありましたが、少しずつ進歩しているようです。
コメントを残す