出所:ブルームバーグ
経営不振が続く日産自動車のグローバル本社ビル(横浜市)の売却先として米投資ファンドKKRが最有力候補となっていることが分かった。複数の関係者が匿名を条件に明らかにしたもので、売却規模は約900億円という。
関係者らによると、10年間のリースバックを前提にした入札を実施し不動産投資ファンドなどに参加を打診。KKR傘下の不動産資産運用会社KJRマネジメント(KJRM)が最も高い金額で応札した。協議は現在も進行中で最終的な合意に至らない可能性もあるという。
米国や中国など主力市場での販売不振で苦境に立たされている日産は、財務基盤の改善に向けて人員削減や資産売却などのリストラ計画を進めている。7月には国内のマザー工場とも位置付けられた追浜工場(神奈川県横須賀市)などでの生産を停止することも決定していた。
KKRの広報担当者はコメントを控えた。日産の広報担当者は臆測にはコメントしないと述べた。報道を受けて、日産株は上げ幅を拡大。一時、前日比3.7%高の363円を付けた。
日産は長年、東京・銀座に本社を構えていたが、2009年8月にグローバル本社ビルが完成し、創業の地である横浜に本社を戻していた。完成当時の日産の発表資料によると、横浜駅近くにある同ビルは地上22階、地下2階で床面積8万平方メートル。車を展示するギャラリーや600人収容の講堂などを備えている。
不動産を売って現金化ですね。
ここの本社は、売った後も
賃料を払っていくと思います。
一時的に財務が改善されましたが
支出は、増えますので
厳しいかと思います。
この中で商品開発と生産を維持していくことは
本当に厳しいです。
是非とも乗り越えて
もう一度、ワクワクするような車を
造っていただきたいですね~。
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