秋になりセミナーやシンポジウムの季節となりました。ヒマですがケチな私はあまりお金を掛けない範囲で(笑)、面白そうなものを受講しようと思っています。今回参加したオムロンのセミナーは無料、オムロンの提供しているO&Mサービスの宣伝のようなセミナーですが、私の野立てにはオムロンのパワコンと遠隔監視を使っていますので参加してきました。
セミナーは法律専門家(弁護士)による改正FITとO&Mについての解説の後、オムロンからO&Mサービスの説明がありました。前半の法律の話は良く判りませんでしたが、改正FITで発電事業者の責任が増えていることを解説していたと思います。
後半のオムロンの説明は、同社の「ソラモニ」を使ったO&Mサービスについての話になります。ざっと聞いたところでは
- オムロンは古くから太陽光発電をやっているので経験豊富である
- 全国にサービス網がありサービスが行き届く
と言うところが強みのようです。
このO&Mサービスでは契約している発電所のデータをオムロンのセンターに収集し、専門のソフトで異常をいち早く発見し、更に専門家が異常を分析する体制にしているようです。専門家は基本的に日中分析作業をしているようですが、夜間は専門のソフトが連続して稼働し、様々な角度から異常を見つけるようです。説明では詳しくは触れられませんでしたが、このソフトや専門家の分析が、オムロンの蓄積したノウハウを反映しているようです。
また異常を発見し、現地へ駆けつけサービスになった時に派遣されるのが太陽発電の知識を持った専門家であることもオムロンの強みのようです。
なかなか頑張っていますね。ただ基本的に高圧以上のユーザー向けのサービスで、例えば監視装置は200万円ほどかかり、低圧にはかなり贅沢なようです。
ところでオムロンのデータセンターで異常検出のために稼働しているソフトには学習機能も付いているようです。しかし、私も最近のITにはだんだん付いて行けなくなりました。学習機能ってどんなものなのでしょう? 私は普段、いくつもの発電データを追いかけ比較・分析していますが、学習機能で少しでも処理できたらおもしろいかなと思ってしまいます。ちょっと見当はずれかな?
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