パリ協定のセミナーに行ってきました

温暖化対策の世界的合意となっている「パリ協定」という言葉はニュースなどで取り上げられて有名ですね。私がパリ協定について話を聞いたのは昨年の太陽光発電シンポジウムの講演でした。その時に「パリ協定に沿った具体的なメカニズム作りがこれから開始されるが、批准が遅れた日本はそれに乗り遅れて損をする可能性がある」という意味の話があり、気になっていました。

 

どんなメカニズムが作られていくのでしょうね。そんな思いから、たまたま見つけたパリ協定のセミナーに参加してきました。取りあえず、セミナーに参加した感想は「まだ良く判らないな」というものでした。まぁ、仕方ないですかねぇ。

パリ協定小

まず、パリ協定を一言で言いますと「2100年までに世界の気温上昇を2度未満に抑える」ということですが、そのためには今世紀後半にはCO2排出をゼロにする必要があるようです。まだ世界的なメカニズム作りは進んでいないようですが、民間での自主的な取り組みが始まっているようです。

 

例えばWWFなどがパリ協定に合致する合同イニシアティブを作り(すみません、内容はよく判りません)、Appleなどが再生可能エネルギー100%宣言しているのはその例の1つです。これだと取り組んでいる企業の自主努力だけですが、重要なのはそういう会社は「合同イニシアティブに参加している企業と優先して取引する」というような方向になりそうなことです。

Apple

確かに「再生可能エネルギー100%と謳いながら、そうでない会社からモノを調達すると100%とは言えなくなる」でしょうからね。しかし、逆に言えば「イニシアティブに参加していない会社とは取引しない」ということにもなりかねません。

 

このようなメカニズムが世界的な取り決めになると大変で、早くから準備しておかなければなりません。その辺りを知りたかったのですが、セミナーではそのような話は無かったように思います。私の理解力が低いのか、あるいは意識が低いのか。2100年は遠い先の話なので実感を持てないのでしょうかねぇ。

 

取りあえず判りやすかったのは、「普段から合同イニシアティブに合致している企業を評価する」ということです。電力購入先を再生可能エネルギーの会社に変えるのも一つの方法ですが、そんなことより社会全体の価値観を変えていく方が重要なようです。2100年は遠いですから、まず雰囲気作りが重要というところでしょうか。

 

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