いろいろと商売のネタを考えるものですね。2019年問題で売り先を失った太陽光発電を狙って、仮想通貨のマイニングを売り込んでいるところがありました(太陽光発電による「仮想通貨マイニング投資のススメ」)。
マイニングとは仮想通貨の流通を管理するコンピュータを運営し管理費を稼ぐことで、既に世界中で大量のコンピュータがマイニングに投じられています。この管理にはかなりの計算力が必要で、しかも24時間連続運転しているため、コンピュータの電気代が収益に大きな影響を与えます。そのため電気代の安いところで行う方が有利なのですが、2019年以降タダになった太陽光発電が使えるというのがこの広告の狙い。
私はこの世界のことはあまり良く知りませんが、まぁ、あり得る話かなという気はします。しかしどれほどの収益性が得られるのでしょう。ここのビジネスはマイニングのためのコンピュータを売ることのようで、広告に下記のような収益性の説明がありました。
あー、なるほど、ここのコンピュータを買ってマイニングを行うと、月に2万円ほどの儲けとなって、年利で43.5%の収益だそうです。凄い利益ですねぇ。広告にはコンピュータの値段は書いてありませんが、年利43.5%というところから逆算すると60万円ぐらいですか。
算出の根拠が判らないので、計算の信頼性がどれぐらいあるか判りませんが、4%ぐらいの収益性はあるのかもしれません。結構マイニングに熱心な人は多いですからね。で、太陽光の貢献はどれぐらいあるでしょうか。昼間の電気代が安くなって、収益性が1-2割改善されますかね・・・。それにしてもこの広告、説明が不親切だなぁ。
ま、投資は自己責任ですから、十分に吟味してから投資を判断する方が良いでしょう。私はやる気はありませんが・・・。
コメント有難うございます。FIT終了後の運営にいろいろな選択肢が出てくることは歓迎です。私も自家消費が主流になると思いますが、もっとバッテリーが安くなって欲しいですね。
コメント失礼致します。
FITの固定買取が終わり、買い取ってくれなくなった電力を何に生かそうか?ということですね。
仮想通貨は相場があるものですから、最終的には
利回りでは計算は不可能です。
また、新規で太陽光発電の設備を導入するのなら、
売電価格よりも電気の調達コストの方が安くなりますし、
全部自家発電利用するとしても
太陽光発電のイニシャルコストの回収後に
恩恵を受けれることになりますから、
4、5年以上の運用を前提とした場合は
自家発電でのメリットが出るという形になります。