台風21号で太陽光パネルが飛ばされたという話をあちらこちらで聞きました。Twitterでもその写真が随分流れていました。下の写真はその一部です。
今回の台風の風の威力は凄まじく、場所によっては50m/sを超える勢いで吹いていたとか。屋根瓦や看板、更には車までも風で飛ばされていたようです。50m/sというのは凄いですよ。私の太陽光の設計耐風速は38m/sまでしかありません。これでも基準風速に対応しているのですけれどね。幸い、コースが外れていましたが、コースに入っていたら冷や冷やだったと思います。まぁ、地上2-3mぐらいだといろいろ障害物があるので、風速が50m/sなどになることは無いとは思いますけれど、40m/sぐらい行くかもしれません。
今回の台風で気がかりだったのは、「太陽光パネルは飛ばされたら凶器になる」ということ。屋根瓦や看板も飛んでくると怖いですけれど、太陽光パネルは結構な重さで、しかも金属の角がありますからね。パネルが飛びにくい取付けは重要です。
パネル取付けで金具を使った押さえ込みと言うのは、あまり良く無いような気がします。風に煽られて架台が軋んだ時に、押え込み金具が外れてパネルが飛ばされる可能性があります。ボルト/ナットで固定する方が強いような気がするのですが、専門家でないので良く判りません。
今回の台風の経験で、この辺りのことは検討課題になるでしょう。今回は幸いにして人災が発生しませんでしたから、災害が起こらないうちに手を打つことが望まれますね。
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