東急が再生可能エネルギーだけで電車を走らせるらしいです（再生エネ100%列車、東急から出発進行）。いやしかし、走らせると言っても世田谷線の5kmだけらしいのですが、それでもわざわざ「再生エネ100%の取り組み」と言うのは、熱心なのか不熱心なのか。
電源は水力と地熱となっています。水力は大規模の場合、自然破壊となるので再生可能エネルギーとは言わない筈ですから、この場合は小水力なのかな？ この辺り、言葉遣いが難しいですね。先日も千葉商科大学がRE100という言葉を間違って使ってしまい、批判を受けていました（RE100と言う言葉は気安く使えない）。
再生可能エネルギー100%といっても、自家消費か、外部からの調達か、ネットで100%か、FIT電気か、状況によって意味合いが変わってきます。普通の人はこの辺りの言葉の使い方が難しいことなど判らないでしょうね。しかし使い方を間違えると炎上し、逆効果になる恐れもありますから、気を付けなければなりません。
何にでも通用するような使い易い表現があれば便利なのでしょうけれど、そういう言葉は、いい加減な言葉になってしまう恐れもあり、悩ましいですね。
コメントを残す