太陽光を導入したいと思っていても、テナントビルに間借りしている場合はオーナーと交渉する必要があり、躊躇してしまいますね。YAMABIHIという会社がテナントビルでオーナーと交渉し太陽光導入することができたようです(YAMABISHI、テナントビルで「自家消費」太陽光、大阪の拠点で)。
導入したシステムはPV4.8kWのシステムなので普通の住宅太陽光ぐらいの小さい規模ですが、バッテリー16kWhを導入し、逆潮流なしの自家消費システムになるそうです。既に昨年秋から運用しているとか。
事業所だと昼間の電気需要が十分あるので、何もバッテリーを付けなくてもと思いますが、その辺りは考え方の問題ですね。YAMABISHIはこのシステムを次世代型ゼロエネルギーオフィスのモデルにしたいようなので、経済性よりも営業効果を重視しているのでしょう。
YAMABISHIの考えはそれで良いとして、テナントビルにも積極的に太陽光導入して欲しいと思いますね。最近は太陽光発電のコストダウンが進み、事業所屋根に太陽光を設置して電気代を削減する例が出てきていますからね。昼に電気需要がある場合の屋根設置は結構いけます。FITを使わなくてよいので、手続きも簡単になります。狭い屋根しかなくても、これからは太陽光に活用できる時代になってくるのではないでしょうか。
テナントビルで太陽光を導入する場合、どういう課題があるのでしょうかね。ゼロエネルギーオフィスもよいですが、テナントの場合の課題なども公開してもらえたらなと思いました。
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