ペロブスカイト太陽電池でまた世界最高効率が出たようです(東大、ペロブスカイト太陽電池で世界最高効率を達成)。東大が出したようです。良いニュースですが、世界最高と言っても20.7%ですから、実用化されている高効率結晶シリコン太陽電池程度です。しかも面積がたった2.76cm2の小さい太陽電池での話ですから、「まだまだ実用化は遠いなあ」というのがこのニュースに対する感想ですね。
ペロブスカイト太陽電池と言うのは、発見されてから急激に効率が向上が、しかも安価に作れそうということで、世界の注目を浴びたのですが、その後どうもパッとしないですね。考えてみれば、今のシリコン太陽電池と言うのは安価でしかも効率もそこそこ良く、これに勝つのは簡単なことでありません。ペロブスカイト太陽電池はどうなのかなぁ・・・、期待が大きかっただけに、ちょっと幻滅気味です。
私が太陽電池関係で幻滅しているのは、このペロブスカイト太陽電池と、テスラ―のルーフ型太陽電池です。いずれも脚光を浴びて登場しましたが、その後が続きません。期待を裏切られた感じを強く持っています。
どちらももう一度、期待を裏切って欲しいですね。東大も頑張って!
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